ハイブリッド車の電磁波対策。
- Ken.Morimoto

- 2025年9月25日
- 読了時間: 4分
更新日:4月30日

ハイブリッド車の電磁波対策をさせていただきました。
こちらは家の電磁波対策との兼ね合いもあって、生活の中での電磁波をいかに安全なものにするか——その一環としてのご依頼です。
今回お預かりしたのは、ハイブリッド車のレクサス LS600hです。
実は私自身が電磁波過敏症であり、お客様のところから自宅までの10キロの道のりが、本当につらいものでした。何というか、ちょっと寒い感じがするのです。乗って帰るのがやっとという状態で、まずは家に車を止めてほっとしました。翌日は提携先の会社(80キロ先)まで走る予定があり、果たして辿り着けるのかと、かなり心配になりました。
多くの方は何も感じないかもしれません。しかし私のような体質の人にとっては、かなりの負担になります。もちろん「全然平気、燃費もいいし最高!」という方も多いと思います。ただ、家族の全員が平気とは限りません。身体の敏感な方や子供には、何らかの影響がある可能性がありますし、体調が悪くなっても、その原因の一つが車だとは、なかなか気づかないものです。
対策は午前10時から夜8時前まで、延べ3人がかりで行いました。あらゆる部分を丁寧に分解し、目に見えないところにも手を入れながら、小さな影響を一つひとつ取り除いていきました。その過程で改めて感じたのは、どこがどう影響しているかは非常に複雑であり、何かをポンと置けば解決するような次元の話ではないということです。
実は今までにも、「これ1つ置けば電磁波の影響はなくなります」という製品をいくつか試しました。何らかの効果があったものもありましたが、私自身が笑顔で運転できるような状態にはなりませんでした。本当にさまざまな種類を実際に購入して試した上での、正直なご報告です。
対策を終えて帰る道は、非常に快適なものでした。本当に気持ちよく、正直ここまで変わるかと驚くほど。ハイブリッド車なのにドライブが楽しくなるような、そんな車に生まれ変わっていました。特に後部座席は、乗られる方の健康を最大限に考えて何重にも対策を施した結果、空間が広くなったような不思議な居心地まで生まれていました。
ハイブリッド車や電気自動車は、これからますます社会に浸透していくことと思います。それは決して悪い方向ではなく、未来を見据えた選択だと思います。その中で、身体の敏感な方や子供・赤ちゃんを含め、すべての人にとって安全な車内空間をつくれる技術を確立していくこと——それが私たちの課題だと感じています。
今回の対策を通じて、私のような電磁波過敏の体質の人にとっても十分な対策が取れることが確認できました。測定による数値と実際の体験の両方で効果を確認できたことは、より効果的な技術を確立していく上で、大きな一歩になりました。また、もともと何も不満を感じていなかった方にとっても、気分がよくなったり頭が冴えるような空間になっていたことが、とても印象的でした。
ハイブリッド車や電気自動車に限らず、現代の車は数々の電子制御や電気仕掛けで動いています。普通の車であっても、高周波・磁場・帯電による影響は決して小さくありません。
運転していると眠くなる、疲れる、身体がだるい——それらは単なる疲れではなく、電磁干渉の影響であることも少なくないのです。
今回の対策は、日本で最も長い歴史を持つカーオーディオショップの高橋社長と、そのお客様のご協力と技術によって大きく前進しました。心から感謝申し上げます。
そのお客様がおっしゃった言葉が、とても本質をついていたのでご紹介します。その方は約20年前、ツィーター(高音域スピーカー)を取り付けてもらうために高橋社長のお店を訪れたそうです。ところが高橋社長は「その前にやるべきことがある」と言って、まず別のアプローチで音を良くしたのだそうです。
その体験から気づいたこと——「音を良くするために必要なのは製品ではなく、まず音がきちんと響く環境だ」。
ほんとうに大切なのは、環境なんです。むしろ、環境の方が大切。
この言葉をお客様自らおっしゃるというこの会社の姿勢に深く感銘を受けると同時に、私がずっと取り組んできたウレシイカベや電磁波対策という仕事の方向性が、間違っていなかったのだと大きく励まされました。
高橋社長はこれまでに、軽く見積もっても1万台以上の車に同様の対策を施してこられたとのこと。その揺るぎない技術と信念をお持ちの方に出会えたことを、心からありがたく思っています。




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