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かっこええ壁じゃなくて見えない壁が塗りたい!
職人の足元は地下足袋でしょ。

20年、珪藻土に関わってきて、

​ある時、何か違和感を感じ始めた。

珪藻土の含有量、成分、顔料など、

お客さんが思っているほど、

本当にいいものが存在していないんじゃないかなと

考えるようになった。

当然のことながら、ほとんどの珪藻土は

ビジネスになるために作られている。

でも、そのために実現できなかったことが

たくさんあることに気づいたのだ。

そこで、納得いく珪藻土を自分で作り、

自宅で実験的に空間を作ってみる。

それを3軒繰り返し、毎日住んでみた。

壁は自分たちを守るために

毎日接するもの。

そんな中で自分のために作ったから、

どんどん、うれしい空間になっていた。

そこは実際には、その場所の空気も含めて

調整していくことも大事だとわかった。

間違いなく、調湿力や保温力が上がる。

​そして何より、空間が広がっていく感覚を実感することができた。

そんな手間暇かけて生まれたのが、

ウレシイカベという商品。

実際に、自分でもいろんなことが解決したのもあるけど、お客さんからたくさんのウレシイ空間になったという声ももちろんいただく。

珪藻土の期待に応えたいというのは、

​自分の期待に応えるということだったんだと思う。

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