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生きている壁
壁が生きている?
なんとなくそのイメージは湧くかと思うけれど、
クロスや、ペンキでそれができるだろうか?
呼吸でしてるだろうか?
四季折々壁に触れた時の触感、
光に触れた時の壁の色、光の模様で、
壁が生きてるなあと感じることはあるだろう。
しかし、『ウレシイカベ』にとっての
生きていることと死んでいることの差の物差しは、それだけではない。
エネルギーが広がっていくのか?
エネルギーが収縮しているのか?
あるいはエネルギーがないのか?
ということまでを考えている。
空間に入ると言うことは
普通であればそのサイズになる。
僕らの描く空間においては
中に入って広がりを感じて欲しい。
そこにいる人のエネルギーが広がっていけば、自然とその空間も広がっていくように感じる。
僕らの外側の皮膚として
温度や湿度は保ってくれるんだけど
壁が壁であって壁でない。
そう言う壁であり
むしろ一つの”環境”なんだと考えている。
そこに壁があることすら気がつかないような
そんな壁を塗ろうとしてる。
ちょっとスピリチュアルだけど、
生きている壁の中にいることを想像してみてください。
ちょっと何か体が喜ぶ感じがしませんか?
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