それはこの壁は住む人のために作られた壁だから。 ぼく自身が自分の住む家のために作ったんだ。
多くの塗り壁は施工者とか販売する側のために作られてる。
商品だから当たり前なんだけど 商売として成り立つことが前提なんだ。
この壁は20年珪藻土壁に携わってきて 納得のいく塗り壁がなかったから ないんだったら作ればいいんじゃない。って 可能性にかけた塗り壁なんだよ。
そして そこに広がるのは制限の世界ではなく 広がっていく世界。
新しい世界を切り開いていくための空間。 この壁自体が生きていて 僕らの仲間でもあるんだ。
だから家に帰ってきたときに
おかえりって言ってくれるように
ほっとする。
そう。特別だよね。
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