軽井沢の山荘の工事はゴールデンウィークにお客さんが使うことを前提に始まった。
そしてゴールデンウィークまでには
正直あまりに時間がなかった。笑
そのうえ、大工工事も押して押して
当初の予定から約一週間遅れての現場入り。
その時に玄関扉もなければ
掃き出しのサッシも、階段も、ほとんどの場所の壁すらなかった。笑
ただなんとかできるところから工事にかかり 最善を尽くそうと・・・
自分でも信じられないのだけれど
室内の大半を塗りあげることができた。

もちろん工事は早朝から深夜までがんばったし
岡山から息子が手伝いに来てくれたり 金沢からは空間工房時代の元スタッフでウールブレスのムラモトからは ひろきくんが応援に来てくれた。 そして とうとう塗り上げた。 あと、和室とガレージの塗りはあるが それはゴールデンウィーク明けに行くとして ほっとしている。
現場を終え いつもの燃え尽き感。笑
今回、建物内部のほぼ全ての壁と天井にウレシイカベが採用された。 その理由についてだけれど
軽井沢という場所の問題が大きかったという。
お施主さんは以前にも軽井沢に別荘を持っておられて
その中で、何度もカビが来て嫌な思いをしたそうだ。
時には車の中までカビだらけになって クリーニングされたりと大変だったそうで
その体験から湿気対策は絶対だったとお聞きした。
現場で他の業者の方に聞いても
ほとんどの別荘でカビに悩まされており
カビを隠すための塗装工事の需要はとても大きいそうだ。
しかし、カビにならないに越したことはない。
ウレシイカベは珪藻土を47〜50パーセント質量比で配合してあり
調湿力抜群!! 塗ってる間にカラッとしてきて お客さんの感想がとってもたのしみ。
写真は工事中の現場で電気屋さんと話していて 間接照明とか付くと
横からの光で天井がどう見えるか 不安なんよって話をしたら
テストの時に声してあげるよって言ってくださって
その時の写真なんだ。
光があたると柔らかく反射するのも
ウレシイカベの特徴だな。
僕はこの感じ好きだけど
お客さん気に入ってくださるかな?
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