
福岡のお施主さん。
ご自分でビニールクロスを剥がして
押し入れをリフォーム。
苦戦してるってことでヘルプ要請!
急行してきました。笑
すんごいきれいにクロスを剥がしてあって
その上あれは下地処理が良かったんだね。
後で考えると絶対そう。
下地のアク止めとかの方法をお伝えして奥さんがご自分でされてたところが
すごくていねいにしてあって
上塗りもすごくきれいにいって大喜びでした。
塗り終わった時の奥さんの笑顔。
この押し入れが実は夏はカビがくるし
普段もちょっと暗い感じでなんか曇った場所って感じだったそうなのです。
それがカラッとスカッと晴れた感じになって
すごく喜んでくださいました。
もちろん、私が行った交通費とかかかっちゃったので
すごく安いってわけじゃない。
でもものって思い出も含めてものなので
来てくれたことだけでもすごくうれしい。
って言ってくださって
お世辞でもうれしかったです。
それね。
ほんまに思うんですよ。
職人って仕事ができたらそれでいいって考え方もあるんだけど
あってうれしい人であるってことが
ものを作る上ですごく大切だなって思うのです。
ですから
まだまだかもしれんけれども
日々精進って思ってます。
あとさ。
コストって
もののコストじゃなくって
住む人自身の価値だと最近思うのです。
持つ人自身の価値。
自分自身であったり
自分の過ごす時間や空間に価値を見出せるのであれば
家にはコストをかけてもいいよねって思うのです。
空間が変わると
そこで起きてくること自体も変わってくると思うんです。
だからそれは壁にかけるコストではなくて
起きてくるものに対しての価値観とか
可能性に対する価値観だなって。
壁を塗って空間が変わる。
そういうこと自体を体験されたことがない人が多いのかもしれないけれど
本来、本気でものを作るということは
そういうことだと思うので
私にとっては当たり前なんですけど・・・
と話は尽きないので今回はこの辺りで・・・
それと塗りながら動画を撮ったんだけれど
その時の会話がおもしろいの。
自分で見てても笑ってしまう。
何がおもしろいのか・・・
でも笑ってしまう。
おいおいにそちらもアップできたらいいなと・・・
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