大工工事も終わり
とうとう塗りの出番だ。
ボードの目地処理をして
天井の既存壁のクロスを剥がす。
なんと下地はジプトーンでした。
なんどもリフォームを繰り返してきたことが伺えます。
ビニールクロスを剥がさずに施工する方法が一般的になりつつあるけど
なぜだと思う?
それはコストと見え方の問題。
求めるものの違いじゃないかな。
珪藻土を塗ろう、漆喰を塗ろうっていうのは
気持ち良く過ごしたいからのはず・・・
下地が綺麗になってないと
いくら仕上げを綺麗にしても
どこかパッとしない。笑
感じるか感じないかの差はあるけれど
そりゃ手間をかけない方が安いけど
それで居心地が手に入らないのなら
やる意味はない。
見えないところで
居心地は決まる。
だから下地から綺麗にする。
もちろんビニールクロスも剥がす。
それがぼくの流儀です。
逆に丁寧に仕上げられた塗り壁の場合は
その上から下地を塗る場合もある。
それはその壁にそのままここにいてほしいから・・・
丁寧に作られたものは残したい。
そこにはなにか目に見えないものでも
感じられる差がある。
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