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ギャラリー白日を塗り終えて。

昨日、ギャラリー&古道具 白日の施工を終えた。

やり終えた感覚と同時に

塗り終わっちゃったよって

どことなく寂しい感じも・・・

白日のオーナーの西坂さんは

僕よりも少し若く同じ岡山出身の方で

とても信頼できる方だった。

仕事に対する考え方

作家さんや周りの人に対するあり方も

教わることが多く

今回の仕事では

とても多くのことを学ばせていただいた。


敢えて壁にテクスチャーを加えるというのは

僕にとってはとても新鮮で

大きなチャレンジだった。


僕のそれまでの仕事のスタイルは

壁を感じさせない壁であったし

建築に携わってきて

ひび割れとか色むらとか

完全にアウトの世界でやって来て20年。

そこも含めて壁を見る。

壁と物と光と陰と

それらすべてを絵として

構図として捉える感覚。


また、周りの方々も

感性が豊かで

建築に携わって来たものとして

建築を仕事として来た人と住まい手であったり

アーティストの間に

大きな隔たりがあったのを感じた。


僕らはクレームを恐れるあまり

生きたものを作ることを

避けて来てしまったのかもしれない。


僕らが生活する空間は

生きた空間であることがいいよな。

そうつくづく感じた。


東京の下町。

ギャラリー白日を

塗らせてもらったことが

大きな転機になることを感じた。

多くの人の応援と出逢いに感謝。

ありがとうございます。


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