写真は昨日買ってきた鏝。 この現場にしか使わない鏝でも 道具がないと仕上がりが追及できないのです。 だから買うんだけど やっぱりうれしい。 そして自分のものにしていく過程。 魂を入れていきます。
ウレシイカベの袋の在庫がなくなりました。 次の袋を製造する必要があるんだけど ウレシイカベの袋の裏に短い文章が書かれていて その言葉は僕と使う人をつなぐメッセージボードみたいな感じ。 うちの壁ってほんとうに分かった人しか使わないだろうし
森本という人間を信じられる人しか買わないなって思うのです。 手頃であったり、広告やコピーが良かったりそんな壁ではないので
こいつが作るものだったら間違いないだろうな。 そう思った人が買ってくれたり仕事を頼んでくださったりするのだろうと思うのです。 だから、そこに安全のためのこと細い注意書きを書くんじゃなくって 作り手のメッセージを書いておきたいと思うのです。 ちょっと今までのは僕が思っていることなんだけど どこか気恥ずかしかったので
新しい文章を載せたいと思って考えてます。 その校正途中の文章をここに載せます。
私たちが家に求めるもの
私たちが部屋に求めるもの
私たちが空間に求めるもの
それはなにですか?
ただ仕切られた空間? 外と遮断されていること? 忘れ去られていた居心地。 神社だとか森の中だとか
心地いい、気持ちいい。 その気持ちが味わえる空間を
私は家に求めました。 その目的を叶えるために壁を塗るということを考えました。 心地よさを追求して生まれたのが
このウレシイカベです。
2012年。 一度、珪藻土の仕事から離れたとき その心地よさを実現できる壁はありませんでした。
だからこそないなら作れ!!って作りました。 そしてそれから幾度となく改良しこの配合になっています。 そしてまだまだ改良は続きます。 あなたの意見、感想がその原動力であり、アイデアの源です。 ご意見、ご希望、ご感想、どうぞお伝えください。 そしてあなたの家にうれしいをお届けしていけることを感謝しています。
ありがとうございます。
森本健一
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